チャプター 6

アクセス: 機密
解読キー: 73XK5V2PG1$AUN-326
レポート#:059-CABAL-LEV
エージェント:TRU-135
件名:現場報告

1. リヴァイアサンの侵略場所にて引き続き実弾射撃訓練が実施されている。他のレイドクラス任務は、VIP #3801の手によるVIP #4044への不正介入以来、記録されていない。本エージェントは未だにバンガードに対して、ならず者たちが敵の重要標的を援助するのを防止するより強硬な対策を取るべきだと主張している。特に#3801は用心深く、一方で我々の戦士たちは考えなしに無償の贈り物に食いつく傾向にあるからだ。#4044は、#3801の破滅に利用された可能性もある。我々は介入するべきではなかったのだ。

2. 上記に関連するが、#3801の過激なプロパガンダ運動は成功しているようだ。#3801の最近の大人しさとは裏腹に、過去数ヶ月にわたりタワーで定期的に行われた調査によると、カバル対戦の兵士の大半は彼を潜在的な味方だと見做しているようだ。我々とカバルとの間にあった過去の出来事や、カバル対戦そのものを考えると、この事態は衝撃的であり、集団的なトラウマ性の依存とも言える。

過去のレポートでも何度も提言しているとおり、#3801がガーディアンをシティに呼び込み彼の側につく前に、バンガードに対して再教育プログラムを実施することを強く推奨する。

3. ネッススは引き続き安定した状態を維持している。おそらくベックスの機械化の影響と思われる。

4. アウォークンの艦隊は依然として威嚇行動を続けている。リヴァイアサンとは非敵対的な関係を維持している。

5. エージェントたちは継続してリヴァイアサンとの間のインバウンドおよびアウトバウンドトラフィックを注意深く監視している。非ガーディアンの輸送は未だに確認されていない。船は自己完結型の生態系で因果関係を超越した出口を持たない、あるいは、使用者が不可視の状態で出入り可能なスターゲートネットワークを内部に保有していることを示す付加証拠がさらに揃ったことになる。そのようなスターゲートはカバルの記録にはないため、前者のほうが説得力がある。

6. まとめると、特に新しい情報はない。しかし、本エージェントはこの不自然といえるほどの無抵抗に対して安心よりも不信感を覚え、バンガードの指揮官に対して今後は探索遠征を視野に入れるよう推奨する。

メッセージ終了