サイ: 他の者を見つけられそう?
エリアナ3: 無理だ。妨害が多すぎる。ここは瘴気が濃すぎる。ゴースト?
ゴースト: ピピ はい。 ププポ
エリアナ3: 状況は悪そうか?
ゴースト: ピピ 良いとは言えませんね。 ププポ
エリアナ3: 何か変化は?
ゴースト: いいえ。何かに光を吸い込まれています。 ピピ こうしている間も力を失っていっています。 ププポ
エリアナ3: サイのゴーストはどうだ?同じか?
ゴースト: 微かなチャージを検知しました。 ピピ ですが、光は翳んでいくばかりです。外殻は修理できないほどに破損しています。 ププポ 通信システム停止。トランスマット停止。 ピピ たとえ信号があったとしても...
エリアナ3: 使える動力を全て使って他の者にメッセージを通信してほしい。
ゴースト: 届きませんよ。 ププポ
エリアナ3: いいから通信を。
エリアナ3: こちらプラクシック・ウォーロックのエリアナ3。コーモラントの印を持つ者。ハンターのサイ・モタと一緒に通信している。私達の光はもうすぐ消えてしまうだろう。全く予想もしていなかったハイヴに襲われた。
不明: [聞き取れない叫び]
サイ: オムニガル...
エリアナ3: トーランドの説明によると、クロタの恐るべきハンドと呼ばれる化物の領域にいる。
サイ: ハンドはあの叫びの方へ戻って行っている。このトンネルの向こう側だ。
エリアナ3: やけくそだ。突っ込むか?
サイ: 私のナイフをもっと踊らせてやりたい。
エリアナ3: サイ・モタ。お前は口数が少ない分、良い台詞ばかり言うな。
クロタハンド
「影から這い出し、クロタの名の下に光を奪っていく」
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