「ハイヴとラスプーチンの戦いは随分前から続いている。ハイヴは長きに渡って抵抗を見せるラスプーチンを脅威と感じているようだ。だが、今回の襲撃は少し違う。何かは分からないが、何かしらの目的があったように思える。お前のお陰でラスプーチンの腕は破壊されずに済んだが、もしかするとオムニガルは既に欲しいものを見つけたのかもしれない。光を食らわず撤退するなど、オムニガルらしくないからな。

ラスプーチンの様子は引き続き私が見守るが、気を抜くな。ラスプーチンは敵ではないが、だからと言って目的が同じとも言い切れない。ラスプーチンは大崩壊を生き抜いたかもしれないが、それによって生き残った人類が払う代償は大きいかもしれない」――エリス・モーン