種類: 記録。
内容: 会話。
当事者: 2名[2]。ゴーストのタイプ1つ[1]、[編集済み]を指定[u.1]、ガーディアンのタイプ1つ[1]、クラス[編集済み][u.2]
関連情報: [編集済み]、ブレークランド、ドゥルガ、ラスト・ワード、、シン・マルファー、北海峡、パラモン、トルン、ベロール、ジャレン・ウォード、ウェポンズ・オブ・ソロウ、ドレドゲン・ヨル
//音声利用不可//
//記録の内容.../

[u.1:0.1]最初からこんなだったわけではないでしょう?
[u.2:0.1]もちろん違う。
[u.1:0.2]それなら、今からでも変われるということです。別人に生まれ変われます。
[u.2:0.2]もう生まれ変わった。
[u.1:0.3]もっといい人間になれます。
[u.2:0.3]今の自分がいいと思えてる。
[u.1:0.4]かなり主観的な意見ですね。
[u.2:0.4]なら何なんだ?前より駄目になってるか?
[u.1:0.5]と言う者もいるでしょうね。
[u.2:0.5]お前なら何と言う?
[沈黙]
[u.2:0.6]今まで一緒に見てきたもの全て、ここにあるもの全てを見て言葉もないだろう。
[u.1:0.6]そんなことはありません。
[u.2:0.7]「ありませんが」、だろ?
[u.1:0.7]...ありませんが、おそらく聞きたいとは思わないでしょう。
[u.2:0.8]嫌だと思うものならたくさんある。
[u.1:0.8]昔よりも今の方がですね。
[u.2:0.9]ふーん。
[u.1:0.9]あなたの行く道は険しいですよ。
[u.2:1.0]そうとは限らない。
[u.1:1.0]あなたがここに来た理由はあの高潔さにあったのに。
[u.2:1.1]その末に得られた褒美にもな。
[u.1:1.1]あんなのが褒美ですか?
[u.2:1.2]じゃぁ、呪いか?
[u.1:1.2]そうですね。
[u.2:1.3]そうは思わない。
[u.1:1.3]もう昔のあなたではなくなっていますね。
[u.2:1.4]俺は俺だ。昔の俺がいなくなっただけだ。
[u.1:1.4]昔のあなたに価値があったんです。
[u.2:1.5]お前にとってはな。
[u.1:1.5]光にとってです。
[u.2:1.6]光か...
[u.1:1.6]光は全てです。
[u.2:1.7]ただの慰めだ。
[u.1:1.7]あなたを支えてくれていたではないですか。
[u.2:1.8]かろうじてだ。それ以上のものはなかった。
[u.1:1.8]それ以上はない?英雄だったあなたが言う台詞ですか?
[u.2:1.9]だが、人々は変わらず死んでいった。悪の存在はなくならず、光は薄れるばかり。暗黒も未だ広がり続けている。
[u.1:1.9]確かにその事実が変わることはありませんが、だからと言って身を捧げることは...
[u.2:2.0]何だ?希望に捧げたんだ。
[u.1:2.0]こんなのは希望とは呼べません。
[u.2:2.1]平和のためだ。
[u.1:2.1]血を流してまでですか?
[u.2:2.2]さっき言っていたのとどう違うんだ?
[u.1:2.2]罪の無い人達の血です。
[u.2:2.3]それはそれぞれの見方次第だ。
[u.1:2.3]それはあなたではなくて、あなたの中の闇が言っていますね。
[u.2:2.4]俺は違うと言うのか?
[u.1:2.4]あなたは闇ではないかと聞いているのですか?
[u.2:2.5]ここ数年で、お前は誇れる働きをした。俺の道を正そうと精一杯の努力をした。だが、正す必要が俺には見えない。
[u.1:2.5]正す必要があるとしたら?
[u.2:2.6]もう手遅れだな。
[u.1:2.6]まだ分かりませんよ。
[u.2:2.7]昔の自分と、これからなろうとしている自分、いくらなんでも違いすぎる。
[u.1:2.7]違いすぎるからこそ時間もかかります。だから、手遅れではないと今でも信じています。
[u.2:2.8]信じる?
[u.1:2.8]正す方法を見出して、あなたの闇を取っ払って、光に戻せると信じています。
[沈黙]
[u.2:2.9]何故俺を選んだ?
[u.1:2.9]そういうんじゃありません。
[u.2:3.0]俺は特別だったか?
[u.1:3.0]そうですね。
[u.2:3.1]だが、他の奴も同じくらい特別だったろう?
[u.1:3.1]皆特別でした。
[u.2:3.2]言ってることが矛盾してないか?
[u.1:3.2]どうしてですか?
[u.2:3.3]俺達が皆特別なら、誰も特別でないということにならないか?
[u.1:3.3]あなたが望んでいるのは特別でいることなのですか?
[u.2:3.4]ふん。
[u.1:3.4]ちゃんと答えてください。真面目な質問ですよ。あなたはただ特別でいたいだけなのですか?そのためだけに今まで命を奪ってきたのですか?
[u.2:3.5]俺はまだ他よりも長けていないか?
[u.1:3.5]今、ここであなたを見て、あなたの足元の煙、灰、骨を見て、あなたを長けていると思う者はいないでしょう。むしろ逆です。
[u.2:3.6]かもしれない。でもお前は立ち去らなかった。
[u.1:3.6]つまり?
[u.2:3.7]お前は片時も俺から離れなかった。
[u.1:3.7]他にどこにいろと?
[u.2:3.8]そう言いながら、俺の変わり様を真っ向から否定してくる。
[u.1:3.8]ただ物の見方が変わってしまったならまだましですが、あなたの「変貌」は自分で選んだものではありません。慎重に考え抜いた末に理解したわけではない。これは汚染です。
[u.2:3.9]闇か?
[u.1:3.9]暗黒です。
[u.2:4.0]そうかもしれないな。
[u.1:4.0]「かも」ではありません。
[u.2:4.1]それで、俺を救えるとでも思っているのか?
[u.1:4.1]あなたの光を再び照らしたのです。その光の存続を助けるのも私の役目です。
[沈黙]
[u.2:4.2]光などうんざりだ。
[u.1:4.2]でも、どうにか努力を...
[u.2:4.3]お前もうんざりだ。
[u.1:4.3][編集済み]...
[u.2:4.4]それはもう俺の名前じゃない。
[u.1:4.4]もう1つの呼び名は使いませんよ。
[u.2:4.5]まぁ、どうでもいい。お前とはここでお別れだ。
[u.1:4.5]私はどこにも行きません。
[u.2:4.6]俺はお前を連れて行く気はない。
[u.1:4.6]ガーディアンがたった1人で続けられる旅ではありません。私がいなければ死んでしまいますよ。
[u.2:4.7]いいんだ。お前に他のガーディアンと共に生きる資格はないと思われてから随分経つ。だが、自分にはもっともっと価値があると感じている。
[u.1:4.7]私がいなければ... 死ぬのですよ...
[u.2:4.8]いつかな。前にも体験したことだ。
[沈黙]
[u.2:4.9]俺の最後の善行と思え。俺の行いが課す重荷からお前を解放してやる。今までのだけじゃない。これから俺がすることも、お前は関与しなくて済む。
[u.1:4.8]あなたを1人にはしませんよ。
[u.2:5.0]諦めろ。あんまりしつこいと、お前の殻から光を削り取って、抜け殻をこの誰も足を踏み入れない汚れた赤い世界に捨てていくぞ。
[u.1:4.9]では、私はあなたを救えなかったということですね。
[u.2:5.1]いや、俺ではなく、昔の... あの時の俺だ。
[u.1:5.0]あの時のあなたは本当にいなくなってしまったんですね。
[u.2:5.2]そうだ。
[u.1:5.1]本当に本当ですか?
[u.2:5.3]いつまでもしつこいぞ。
[沈黙]
[u.2:5.4]俺のことを話す時は、ちゃんと正しい名前を使え。今お前の目の前に立っている男のことを話せ。かつて英雄だった俺の面影じゃなくてな。
[u.1:5.2]私にとって、あなたはいつまでも[編集済み]ですよ。
[u.2:5.5]消え去った男のことを忘れることができなければ、その男の思い出が穢れてしまうだけだ。俺が今までにした善行が、今の俺の穢れで全て洗い流されてしまう。
[u.1:5.3]そこまで気にしているなら、まだ手遅れではありませんね。
[u.2:5.6]正直に話してほしいか?なら、俺が気にかけているのは恐れて身を寄せ合う人々に希望を与えることだ。そして、失うものが多くなった時に打撃を与えてやること。その時に感じる痛みや叫びは断然大きくなる。
[u.1:5.4]そんな...
[u.2:5.7]希望ほど劇的な死を遂げるものはない。
[u.1:5.5]あなたには怪物が宿ってしまったのですね。
[u.2:5.8]やっと真実が見えてきたか。
[u.1:5.6][編集済み]は本当に死んでしまったのですね。
[u.2:5.9]さっきからそう言ってるだろう。これから長きを生きるはドレドゲン・ヨルだ。
[u.1:5.7]ここでお別れです。ですが、犯した罪からいつまでも逃げることはできません。最後には、あなたは1人寂しく死に絶えるでしょう。
[u.2:6.0]そうかもしれないが、俺はそれで満足だ。
[u.1:5.8]あなたの血塗られた「ローズ」では自分の身を守りきれないでしょう。
[u.2:6.1]言ったな。だが、こいつは既に俺を守ってくれた。