アウォークンの女王は、自ら支配するリーフと同じくらい謎に包まれた存在だ。その無慈悲さで王位を勝ち取り、倒れたケルの代わりにフォールンのハウス・オブ・ウルブズを率いていると言われている。

シティの隆盛により、リーフの孤独な時代は終わりを告げる。女王はこの新しい時代をチャンスとみなすに違いない。そしてシティも、女王に目を向ける必要がある。リーフ生まれのアウォークンはあらゆる境界の端で長い時を生きてきた。恐ろしく重大な秘密を知っているはずだ――女王ならば尚更だろう。