イコラ・レイは長く変化に富んだ第2の人生を送ってきた。彼女は古い習わしに囚われないガーディアンで、クルーシブルとウォーロックの学問機関からは教義や礼儀作法に対して辛抱がなく、率直で頑固な異端者として有名だった。

この悪評が重荷となったイコラは単独で行動することを選び、内部太陽系の各地を偵察して回った。何度も撃墜されることはあったが、彼女とゴーストはその度に窮地を生き延びた。そんな状況にあっても、仲間のガーディアンと一緒に過ごすよりは、荒野で過ごす方が良かったようだ。

イコラがようやく休息のためにシティに戻ると、彼女の苦労の末に得た知識と熟達した戦士としての落ち着きが仲間のウォーロックの尊敬を集めることとなった。現在は放浪の日々の記憶を新たなガーディアンとの絆としながら、バンガードとして助言役と指導役を担っている。